第一章 『 ザッカニアへ 』
ページ3:『 ひかりの扉 』

手紙てがみえると、

かぜが ふわり といた。

のそばの空気くうきがゆらぎ、

まるでのようだったみきに、

 

とびら輪郭りんかくかびあがってくる。

 

 

 

 

ほし

 

かわにとけこむような模様もようとびら

そっとをのばすと、

 

がひとりでにひかった。

 

 

 

——キィ…

 

 

とびらがひらいたそのさきには、

ほしかぜがきらめくよるもりが、

そっと、

ちいさなおとてて、

ひかりながらっていた。